クリスマス会と今どきの子育て事情

今日は、ふみ姉の地域の小学校の放課後活動でクリスマス会があって、お手伝いに行ってきました。
幼稚園児とかも来ていて、もう、ほんっと可愛いのよ。
なんで子どもってこんなに可愛いの~~?

特に女子!
ふみ姉んトコは男の子しかいないから、ちょっと生意気で華やかで良くしゃべりよく笑う女子がたまらなく可愛かったです。
こんな子ども達を人に預けて仕事に行くお母さんたちがちょっとかわいそうに思えました。
ふみ姉も女の端くれですから、女性が活躍できる社会へ向かっていそうな今の動きは喜ばしいとは思っています。

でも。
なんか変。
世の中は待機児童とか、保育園落ちた、日本死ね、とか、働くお母さんたちの苦しみがひしひしと伝わってくるんだけど、自分の命より大事な子供を人様に預けてまで働かないといけないってどういうことだろう??って最近すごく疑問です。

友人に保育園の園長がいるんだけど、「今日○○ちゃん、はいはいしたよ」「今日△△ちゃん、初めて立ったよ」と保護者に報告するとき、なんか世の中間違ってないか??と首をかしげたくなるそうです。
子育ての楽しみを奪い取っているようで申し訳ない思いが沸き起こるんだそうです。
子どもって本当にすぐ育つんですよ。

あんなに、「かあか、かあか」「世界で一番好き」「かあかとじゃなきゃイヤ」と言ってくれていた子ども達が、「くそばばあ、うざい、あっち行け」ですよ。
ふみ姉が言いたいのは、お母さんは子どもが小さいうちはそばにいるべきだってことじゃないんですね。

働いてキャリアを積みたいお母さんが働けるよう環境を整えることは絶対必要だと思う。でも、短い乳幼児期に子どものそばにいたいお母さんが安心して子どもと向き合える環境を整えることも同じくらい必要じゃないのかなってことなんですよ。
今ってさ、お金のことがちらついて、おちおち専業主婦なんてしてられない、ってお母さんも結構いるんじゃないかな。本当はそばにいたいよ!って。別にキャリアを積みたくて働いてるんじゃないよって。

北欧なんかは、税金たくさん取られるかもしれないけど、福祉や教育に手厚いじゃない?
日本がそういう国だったらいいのにな~って最近すごく思います。
子育て支援とか、子育ての専門家とかが、3歳まではたっぷりかわいがるといいって言うじゃない?
「どうやって子どもと向き合うんだよ、上の子と下の子の年齢差を考えるとこのタイミングでしか同じ保育園に入れないんだよ」なんて話、変だと思わない?
国をあげて「別にいい子を育てなくていい」キャンペーンか?とか皮肉を言いたくなるんですよ。

ふみ姉は、小さいころから保育園に入れたらいい子に育たない、なんてことはないとは思ってます。
保育園育ちのいい子はいっぱい見てるし。
ただ、お母さんが、納得していないのに嫌々子どもを預けて働いているとしたら、そういうのって言葉や態度の端々に出ちゃうと思うし、それって子どもにも夫婦関係にも良くないと思うんですよ。

子どもって正直でさ、たまに会うこんなおばさんに、切なくなるような本音をポロリとこぼしたりする子もいるんですよ。
なんか、もっとうまくいく方法ってないんですかね?
・・・今日はとっても楽しくて、ちょっぴり切ないクリスマス会でした。

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