キャンプ場でのトラブル

ふみ姉の住む町は、結構田舎です。キャンプ場もあります。サイト内に車を停めるスペースが確保されている、オートキャンプ場です。

なかなかいいキャンプ場なんだけど、狭いのが玉に瑕。

一つのサイトに、車1台と、テントとタープが入るだけのスペースしかなく、団地のようにお隣さんが近い。とはいえ、テントから出たらお隣さんと鉢合わせ、みたいにならないような配置にはなっているから、そんなに気にはならないけど、こういったキャンプ場では結構ご近所トラブルも多いんですよね。

実は、ふみ姉、一時期キャンプ場の繁忙期にお手伝いに行っていたので、いろいろ見たり聞いたりしています。

キャンプ場って、結構ルールや暗黙のマナーみたいのがあって、知らないと恥をかいたり人様に迷惑を掛けたり、ひんしゅくを買ったり、キャンプ場のブラックリストに載ってしまったりするかもしれないので、あまりよく知らない人はちょっと読んでみて下さい!

ペット同伴

え、キャンプ場でさわやかな朝に愛犬と散歩の図、なんて、当たり前じゃない?と思うと大間違い。キャンプ場のルールを事前に確認してください。ふみ姉が手伝ったところは狭いので、絶対禁止でした。動物の好き嫌いや鳴き声による迷惑ってことだけじゃなく、今はアレルギーの問題があるのだそうです。

車の台数

これもきちんとチェックしましょう。ふみ姉がいたところは1サイト1台と決まっていて、余分なスペースはありませんでした。2台で来るのなら、2サイト予約してください、ということです。でもこっそり2台で来て、その辺の通路に勝手に停め、お客さん同士のケンカになったことも。

花火

これも事前の確認が必要です。ふみ姉がいたところではサイト内での花火は禁止でした。これも、音がうるさい、ということだけでなく、喘息などの病気に配慮してのことです。ただし、サイトから少し離れたところに、花火ができる場所が用意されていて、手持ち花火など、音の出ないものはOKでした。

ごみ

ちゃんとゴミ置き場があって、捨てていいところは少ないようです。ふみ姉がいたところはゴミ捨て場があり、分別して捨てられるようになっていました。皆さんとてもマナーがよくて、お客さんにお礼を言うと「今時、たいていのキャンプ場では、持ち帰るのが普通なのでありがたい」と反対にお礼を言われたことがあります。う~ん、2泊分の生ごみとか、持ち帰るのが普通なの?世知辛い世の中だね。

就寝時刻

たいてい、夜10時以降はお静かに、となっています。これ、そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、守らないと苦情になります。別に寝なくてもいいけど、10時以降のバカ騒ぎは本当にダメです。

電気製品

電源コンセント付きのサイトがあるキャンプ場が結構あります。小型冷蔵庫や炊飯器を据えて連泊するツワモノもいましたよ。

ふみ姉がいたところには、管理棟にフリースペースがあって、そこのコンセントでゲームやスマホを勝手に充電する人がいました。見つけると外して受付で預かり、取りに来た時、注意することになっていました。大した電気代ではないのですが、コンセントの数に限りがあるし、余分なお金を払って電源が使えるサイトを予約している人たちに失礼ですよね。特にゲーム機の充電は厳重注意するよう言われていました。まあ、大人がゲームの充電のために電源付きサイトを予約してないってことは、お母さんたちだって本当はゲームをやってほしくないということなので、トラブルになったことはありませんが。

キャンセル

「雨が降ったのでキャンセル」は返金してもらえません。キャンプは全天候型のレジャーです。当たり前でしょ、と思うかもしれませんが、熟年の方に何度か言われたことがあるんですよ。雨のキャンプも悪くないんですけどね。

ただし、台風などの場合は安全が担保できないので、キャンプ場側から返金を申し出てお帰り頂いたり、フリースペースを開放して、屋内宿泊を勧めたりしていました。

和式トイレ

ふみ姉がいたところには洋式トイレが1つしかありませんでした。和式トイレが標準装備なんですが、キャンプ場って、こういうところが多いみたいです。最近の子供は和式トイレの使い方を知らなくてびっくりです。毎朝、あり得ない場所にしてある「う〇こ」の片づけから1日が始まっていました。そういえば、うちの子、和式トイレ使ったことあったっけ?と思ったら、教えてあげてくださいね!

以上、キャンプ場でよくあるトラブルでした。

え~、そんなにいっぱいルールがあるの?と思うかもしれないけど、よく考えれば人が集まる場所では当然の配慮、当たり前かな、と思う内容が多いので、実際にはそんなに窮屈な感じはないと思います。

特にペットや車の台数についてはちゃんと確認してくださいね。行っちゃえば何とかなるさ、どうせ田舎なんだし、と考えて勝手に来る人が意外と多くて、もめごとになっていましたよ。そういう場合、どうなるかって?多くのケースではお帰り頂いていましたよ。レッカー覚悟で路駐とか。

予約時に必ずWEBサイトで禁止事項を確認するようにお願いし、通信環境がない方にはパンフレットを送付しているので、知らなかった、は通用しないキャンプ場でしたから。

ふみ姉も、ご多分に漏れず子供たちが小さい頃は毎年キャンプに行きました。大抵の子育て家庭では、お母さんがキャンプが嫌いで、渋りつつも子供には自然体験も大事だし・・・ということでパパと子供たちに付き合うパターンのようですよね。ふみ姉のトコは逆だったけどね。ふみ姉はサバイバルとか聞くとワクワクしちゃうタイプですから。今でもキャンプしたいんだけど、子供たちもさすがに中高生になるとね~。

何はともあれ、キャンプ場によって細かいルールは違うと思うけど、予約の時にきちんと確認したり、WEBサイトがあるキャンプ場なら、ルールを事前に確認しないと、楽しいはずの夏の思い出が台無しになりかねないですから、事前に確認して楽しい夏を過ごしてね!

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