前回のブログでは、NZの基本情報を書きました。
まあ、観光情報サイトに大抵のことは載っていますが、住んでいた経験から多少の温度は感じて頂けたかもしれません。
で、NZの見どころ、なんですが、これも基本情報は観光サイトを見ればいっぱい出てるんですね。
だから、少しマイナーなところや、感想を織り交ぜた紹介をしていこうと思います。
ふみ姉が、NZで暮らしていた時のことを思い出すとき、やっぱり一番に思い出すのは職場のことなんですね。
でも、今回は移住・定住の話ではないので、それはまたの機会に譲って、休日に行ったところや、長期休暇中の旅行からふみ姉目線でピックアップしてみますね。
オークランドの見どころ
北島で一番大きい町はオークランドです。オークランドからNZ入りする人が多いと思うので、まずはオークランド付近から。
オークランド中心部
大きい町ですが、中心部のダウンタウンは割とコンパクトです。気の利いた買い物を求めている人にはここですよね。スニーカーでてくてく歩いて観光しましょう。NZで一番の都会とは言え、東京のど真ん中を歩くほど気合を入れなくて大丈夫です。山歩きでも有名な国ですから、ハイキングに行くような格好の人はいっぱいいます。裸足でぺたぺた歩いている人がいるくらいですから、NZではスタイルを気にするのはやめた方が楽しめます。
スカイシティのカジノも面白いですよ。日本にはないですから、雰囲気を味わうだけでも楽しいかもです。旦那が好きでよく行ってました。ドレスコードはそんなに厳しくなくて、ポロシャツにコットンパンツくらいでも大丈夫です。ただ、日本人は若く見られるから、念のためパスポートは持っていきましょう!ふみ姉は30歳の時、未成年と間違えられたことがあります。
中国人が景気よく賭ける様子を眺めているだけでも、非現実的で楽しいし、スロットマシンなら直感的に遊べるし、少額で楽しめるから、空き時間に覗いてみるのもいいと思います。
スリルが好きならスカイタワーでバンジーやスカイウォークも楽しめますがお値段お高めです。
それと、オークランドは帆の街と言われることでおわかりのとおり、海に面しています。
ハーバー周りはちょっと日本にはない雰囲気だから、異国情緒を楽しみながら歩いたり、海沿いのカフェで一休みするのも楽しいと思います。ふみ姉はベンチでカモメにパンくずなどあげながらのんびりテイクアウトランチとかが好きでした。いわゆる「インスタ映え」が狙えそうな素材にあふれているところ?なんじゃないかな。
ただ、オークランドは、今建設ラッシュなんですよね。
チャイニーズマネーはここにもなだれ込んでいて、大きな土地が切り売りされています。
広がる牧草地、どの家にも大きな芝生の庭、という風景がオークランドから消えつつあるのがちょっと悲しかったです。
ホテル代が高いのも、たかだかフードコートのランチに15ドルもかかるのも、土地代が高騰しているからなんですね。
それでも、少し郊外に行けば、広々とした風景が楽しめますから安心して下さい。
ウエスタンスプリングス
実は住んでいる時大好きだった場所がここです。車がないと行きにくいかもしれませんが、いつも食パンを1斤持っていきました。
この公園に限らず、オークランドの湖にはどこも鳥がいっぱいいます。この国は、実は鳥天国なんです。NZにしかいない珍しい鳥にも会えますよ。
鳥かあ、興味ないなあ、と思うでしょう?
そこでパンですよ。何しろ天敵がいないからこそ固有種が生き延びてきた鳥の国、こいつら警戒心薄すぎじゃない?と思うほど人懐っこいんですよ。人間を敵とは思っていないのかもね。
ガサゴソとパンの袋を開け始めると鳥がどんどん近寄って来ます。ブラックスワンなんて、でかいし、異様に首が長いし、くちばし真っ赤だし、結構な迫力です。もたもたしていると食いしん坊の鳥たちに手までかじられますので気を付けて下さい。いくら人懐っこいからと言っても頭を撫でようなどとは思わない方がいいですよ。
湖の周りを1周するとパンもなくなり、ストレスもなくなってすっきり。今思えば贅沢な時間の使い方ですよね。でも、NZにいると、こういう時間の使い方をしたくなるんですよ。次から次へと予定を消化するような休日なんてまっぴら、と思うようになるんです。
今年の春に行った時にはタカプナという地域に宿泊したので近くのププケ湖に行きました。もちろんブラックスワンたちがたくさんいました。中学生の息子たちも大喜びでしたよ。
そうそう、パンなんですが、日本の大手パンメーカーみたいな袋入りの食パンがスーパーで買えますが、日本のものと違って防腐剤とか入っていないんでしょうね。すぐカビが生えます。だから、安心して食べられるし、安心して鳥にもあげてました。
ビーチ
オークランドにはビーチもいっぱいありますが、真夏でもオークランドの気温って30℃ないんですね。別に、「あぢ~~~!水に入りた~い」と思うほど暑くないし、NZの周りは寒流が流れているので、海水も冷たいんです。日本人にとって、カラッとさわやかなNZの夏は天国に感じられると思います。
海水浴する気満々で行くと肩透かしを食らうかもですよ。
ビーチではよくガイドブックにミッションベイが紹介されていますが、何というか、セレブの休日?リゾート用に作られたような雰囲気がふみ姉はいまいちなじめなくて、タカプナビーチとか、もっと気の置けないところの方が好きでした。
サーフィンが好きな人は、映画「ピアノレッスン」の舞台となったピーハ(と当時は言っていたけど、最近の観光ガイドではピハと表記されてます)が良いようで、サーファーの友人がよく行ってました。
う~ん、書き始めてみるときりがないですねえ。
どんな旅行なのかによってもお勧めしたい場所は変わって来ますしね。ツアーデスクがないモーテルとかでも、宿で現地ツアーの有無や行き方、おすすめなどの情報収集ができると思いますので、最適な情報を得るためには、最終的には「現地で聞く」のが一番だと思います。
いろいろ調べて、ここだけは行きたい、という外せないポイントをみつけつつ、どんな旅行にしたいのかイメージを膨らませてワクワクするのが、観光情報サイトの適切な使い方だと思います。
出かける前からガチガチにコースが決まっているツアーじゃないからこそ、思いがけない喜びや失敗の数々が、旅の思い出をいつまでも色あせない物にする、サイコーのスパイスになる思っています。
初めての個人旅行にNZをお勧めするのは、NZの人たちのフレンドリーな人柄あってこそなんですね。しどろもどろの英語で話しかけても、少なくとも観光業界にいる人なら、きっとニコニコ楽しそうに対応してくれるはずです。みなさんが嫌な思いをすることはないと信じてるんです。なぜなら、ふみ姉がまだしどろもどろの英語しかしゃべれなかったとき、嫌な思いをしたことがなかったから。
個人旅行、してみたい。でも英語も現地情報も自信ない。
そういう方は、渡航先の選択肢に是非NZも入れてね!
次は、ニュージーランドに行かない?③NZの見どころー北島編
で北島のポイントをふみ姉の価値観でざっくり書いてみたいと思います!