京都・奈良へ修学旅行

息子が修学旅行で京都と奈良に行ってきた。

街に一つしかない中学校なんで、パパもじいじも同窓生。で、パパの時も京都・奈良だったんだって。40年同じかよ~。

じいじは?て聞いたら、東京だって。はは。さすがに60年以上前になると違うのね。

夕飯時はテレビを消して、土産話を楽しみましたよ。 でもさ、自分たちもそうだったかもしれないけど、学校的にはメインディッシュのつもりであろう、神社仏閣などのことは、ほとんど話題に上らないんだよね。 「五重塔行った?」「二条城行かなかったの?」などと聞かなきゃ思い出しもしない。

一番の思い出は、最後の夜、同じ部屋の友達が、夜中に何度も「奈良!」とでっかい声で叫ぶから、そのたびに目が覚めて、よく眠れなかったことだって。 スゴイ寝言だよね。「夜中にまで観光案内してくれないくてイイよ」と、大爆笑でした。

それにしても、お土産が・・・

自分の家と、自分の分のほかに、ふみ姉の実家、ふみ姉の弟と妹、部活の後輩、部活の先生、いとこなどなど、片っ端から買ってきた。

しかもテキトーに全部「八つ橋」とかじゃなく、「じいじには、この立派な箱の奴、喜びそうじゃない?」とか「これは箱がおしゃれだから、いとこに」「試食したら、ばあばが好きそうだと思った」など、ちゃんと選んでるんだよなあ。

「こんなに買ってきたの??」と驚くと、「だって、いつも旅行とか行くと、お土産くれるじゃん。 正月にお年玉もくれるし」

いつの間にか、大人なことを言うではないか。 そういえばこやつ、ホワイトデーの時にも「手作りのチョコをもらったんだから、手作りで返す!」って、作ってたっけ。

田舎暮らしは、上げたり、貰ったりの「お互い様」が日常に生きてるから、ちゃんと見てるんだなあ。

気のせいか、二日ぶりに会う息子がちょっとたくましく見えたんだけど、翌日ごろごろと一日中ゲームしている姿を見て、やっぱり気のせいだったかと、ため息の母でした。

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