熱に浮かされたバカ嫁の独り言


まだいるよ、インフルエンザ。
昼間はずっと微熱だったんだけどね、暴れ始めました。また夕方から発熱。いま38,2℃あります。
症状が軽くても、さすがインフル。体が痛い~~。寒い~~。

こんな時、本当に3世代同居で良かったと思う。
しかもばあばは魔女!
部活に行く息子の弁当作りから食事の支度、洗濯、何もかもおんぶにだっこです。

お嫁に来た時はちょっと嫌だったんですけどね。
何一つ引き渡す気、ないなって感じで。
これからはあなた達の好きにしなさい、とか言いながら、何につけても、全部ばあばが指示出して、結局気づけば全てがばあば好みに。なんだ、結局使用人扱いか、と思ったりして。
ふみ姉もおとなしやかな人ではないので、初めのころはぶつかったりしました。

でもね、今50代になって思うんだけど、私たちが旦那の家に入った時、ばあばはまだ50代半ばだったんですよ。そりゃあ隠居にはまだ早いですよね。
でも、近所で嫁とうまくいかず若夫婦が出て行ってしまう話はいっぱいあったから、譲れる限り譲ろう、と思ったんでしょうね。自分の性分でそれができるかどうかなど考えず。
で、口に出してしまったから、ふみ姉はよし、がんばるぞ、と思ってしまった。

白状すれば、ふみ姉は家事は嫌いです。いや、大嫌いです。
なので、家のことは任せて仕事でも探したら?とか言ってくれたらよかったんですよね。
そしたらもろ手を挙げて、家事を差し上げたと思います。 ところがウチは自営業なんですよ。田舎のことですから、
嫁が働きに行く=商売がうまく行っていない
と思われるのが嫌だったらしいんですね。
家業の手伝いをしろ、と。
でもね、考えてもみれば、これまでじいじとばあばが二人で切り盛りしてきた商売ですよ。忙しい時だけ臨時のパートさんお願いして。
どうしたって人が余るのですよ。
で、暇を持て余しエネルギーの発散場所を失ったふみ姉は、同居スタート半年でパニック障害になりました。
やった、ラッキーとのんびり過ごせる性分じゃないんですよ

友人たちも心配して、あんたにお姑さんと同居なんてできるはずないって、最初っからいったでしょ、早く都会に戻っておいで、と。そうそう、ふみ姉の友人は、初めからみんなで止めたのですよ。同居は無理って。
タイミングががいいことに、それから間もなく妊娠発覚。
ふみ姉も気持ちを向ける矛先ができ、だんだんパニック障害も収まってきました。
あの時妊娠していなかったら、今ここにいることはなかったですね。
パニック障害なんて病気になったのは、全部ばあばのせいだ、ばあばを好きにさせるじいじも旦那も許せない、と、それはそれはすごい憎しみを感じていましたから。

今思えば笑っちゃいますが、若いってほんと、物が分かってないし、感情の振れ幅も大きいんですよね~~。
あと、子どもが生まれて間もなく、人に頼まれて、2年ばかり近所の知り合いの家に住むことになったんですね。下宿人のおさんどんを頼まれて。
そうして少し距離を置いたのも良かったと思います。
で、子供ができると過去のことなんてどうでもよくて、とにかく子供の将来に目が行きますよね。
そしたらね、家事も家業も、やりたいんならどうぞ、ってなるわけですよ。

今は、ばあばの方がずっと持ち分が多い家事分担で、もめることなくやってます。
家業も、このご時世、とても子供たちを大学まで行かせられないっ、て程に悪くなってるので、晴れて月給取りにもなりました。
3世代同居も核家族も(今も核家族っていうのかな?)隣の芝生は青く見えるけど、どっちもどっちなんだろうな、と今では思っています。

昔の人の言うことは、ほんと、いちいちその通りですよ。1つの台所に2人の女はいらないんですよね。
どちらかが譲れば結構うまくいくんですね。
どちらも引きたくない性分だったら、若い方が引いたらうまくいくと思うな。
若い方が他にもいろんなところで必要とされてるじゃん。子どもだって、仕事だって、趣味や友人だって。
家事くらい好きなようにさせてあげて、バカ嫁になった方が、お年寄りもボケないですよ。
人って、誰からも必要とされてない、って思いに取りつかれたら、私のように精神のバランス崩しますよ。

だから、今も、やっておくからいいよ、と言われたことは何もやりません。
ふふふ、本当にうちの嫁は何にもしないって友達に愚痴ってるんだろうな。
でも、自分で選んでそうしているので、別に腹も立たないし、そうやっってストレス発散させて、また頑張って、とエールを送りたい、、、、、
、、、と思うバカ嫁の、熱に浮かされた独り言でした。
そうそう、今も別居したいかって聞かれたら、全くその気はありません、と答えるかな。
あはは。迷惑かもしれないですね。

おおっと!!39.4℃!
熱さまし飲んで寝ます!