春だ!山菜だ!!
ということで、行ってきましたワラビ折り。
実家の近くの知り合いのおじさんの山で、毎年頂いております。
今年は早いですね。すごく伸びていてびっくりしました。
結構傾斜があるんだけど、おじさんが手入れしてくれているので歩きやすい?登りやすい?
お土産はイチゴ1パック。 いろいろ持って行くと怒るので、本当にお土産程度です。友達と二人、1時間ほど遊ばせてもらいました。セリやタラの芽まで頂いて、幸せです(´艸`*)
ワラビはね、下から上に登りながら採るんですよ。上から下を見ると見つけにくいの。危ないしね。でも、今回は、探す手間もないほどワラビだらけ!タイミングが一番大事ってことね。もう少しするとワラビが葉を広げて、いかにも「シダ」って感じになる。こうなると見つけにくくなるんだよね。
面倒そうなアク抜きも簡単です。大鍋に湯を沸かし、重曹とワラビを放り込んだらすぐ火を止めて冷めるまで置くだけ。たいてい、夕方処理して一晩放置します。冷めたら軽く混ぜて水を替え、水に浸したまま冷蔵庫保管。時間はかかるけど、手間はそんなにかかりません。
毎年やっているのに、今年は重曹の量が多すぎたのか、アクを抜きすぎて、柔らかくしてしまいました。 ちょっと煮物には無理かなあ。
とりあえず、ソーメンつゆの素に漬けたり、みそ汁に入れたり、楽しませていただいてます。タラの芽もてんぷらにしておいしくいただきました。
タイミングよく、遠方から友人も来て、田舎の春を味わってもらえました。
でもね、食べ終わって、よくよくテーブルを見れば、ワラビ、タラの芽とワカサギのてんぷら、セリのおひたし、大根の輪切り干しと豚肉を煮たもの、白菜の菜の花のからしみそ、ヨモギだんご・・・。豚肉しか買ってない・・・。あとは全部畑のものか戴き物だ。
友人はめちゃめちゃ喜んでくれたけど、ある意味、大盤振る舞いの真逆だったと気づく。
旦那さんにも食べさせてあげてよ、と大きなお世話を焼いて、残り物を包んであげたけど、帰った後で、迷惑だったのでは・・・と心配になる。
ま、いっか。夏にはBBQでもして、ご馳走で盛り上がろう!
最近では、モノの価値観がよくわからなくなってきたよね。
すし職人をしていた知り合いのおじいちゃん、生まれは九州の海沿いのヒトなんだけど、「嫁さんもらうとき、実家にあいさつに行くだろ?草と虫ばっかり食卓に並ぶんだよ。あいつこんなもん食って生きてたんだと思ったら、泣けてきてさ、これからは俺がうまいもん食わせてやるぞって思ったよ。」
蜂の子やイナゴの佃煮や山菜が出てきたらしい。
ふみ姉も子供のころ、またタケノコ~~?とか、またアユ~~?たまにはマグロとか食べさせてよ、って思ってたもんね。
でも、今はそういうものがありがたがられるでしょ?天然もの、とか言ってさ。都会の友人にうらやましがられたりして。
でもさ、山の民から見れば、やっぱり海の民のほうが、いいもの食べているような気がしちゃいます。
なにはともあれ、今度タケノコ出たらあげるからまた来いよ、と言ってもらったおじちゃんの言葉に、テンション上がったままのふみ姉です。
だけど、山菜は食べすぎに気を付けてくださいよ~。胃を荒らしますからね!